目と心に焼き付いた糖尿病の恐ろしさ

糖尿病と言うと日本全国で何千万人もの患者がいて一般の病気というイメージが強いと思われますが、私も自分が骨折で入院し熊本市のリハビリテーションで、糖尿病を患っていらっしゃる患者さん達と一緒に過ごすまでは糖尿病の本当の恐ろしさについて考えてみたこともありませんでした。

一般の健康な方にとっては糖尿病とリハビリテーションがなぜつながるのか不思議に感じられると思いますが、糖尿病が進行して糖尿病合併症と呼ばれるような状態になり動脈硬化を起こしてくると、失明をしたり人工透析が必要になったりと肉体的にも経済的にも大変な負担を受けることになります。私が病院などでご一緒した糖尿病の末期患者さんと交流を持って一番恐ろしかったのは、糖尿病性神経障害というものです。

これは最初は軽い足のしびれなどから始まって、歩行に困難を感じるほどの麻痺が起こり最終的には壊疽を起こして切断するということになるのですが、入院までして糖尿病の治療をされている患者さん方はもちろん食事は完全に管理されていますし治療には非常に協力的です。それでももう進行してしまっていると完治が非常に難しいらしく、足を切断されている方を大勢拝見しました。どの患者さんに聞いても最初は「お酒の飲み過ぎ」程度の認識で医師に渡された薬を飲んでいれば大丈夫というような考えだったそうです。しかし、かかりつけの医師からインスリン注射や人工透析を勧められた段階ではもう取り返しのつかない事になってることが多く、もう少し早く本格的な治療を始めればよかったと後悔されている方がほとんどです。
実際、薬剤師をしている友人も糖尿病は怖いと言っていました。※彼女はこちらのサイトで転職に成功したようです
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そして私が糖尿病だけは絶対に気をつけようと強く決意した最大の原因は、糖尿病が進行してしまうと自然治癒力が低下してしまい手術後の傷口がなかなかふさがらないことです。壊疽を起こして足を切断している場合は当然骨も切断されていますのでその激痛を防ぐために麻酔や鎮痛剤を頻繁に打つことになるのですが、こういったものは徐々に効き目が悪くなってきますので、深夜になると激痛でうめく糖尿病患者さんの声が聞こえてきてとても怖かったです。

また、重度の糖尿病の患者さんの場合はすぐに血糖値を下げるつけていなければいけないのですが、調整がうまくいかずに血糖値が下がりすぎてしまうとそれ自体が死につながる症状を引き起こしてしまうので常に血糖値に関してはどなたもがピリピリせざるを得ません。

私自身は数ヶ月の間の入院中にこう言ったことを目の当たりにして、糖尿病の恐ろしさが目に焼き付きました。見た感じは私よりずっと健康そうな患者さんがある日に足の切断手術を受けられて、不自由な体になっていった光景を私は永久に忘れられません。